住宅ローンの保証料・手数料に注意!金利だけで決めてはいけない理由
前回・前々回で住宅ローンの金利・団体信用生命保険についてお話しました。
今回は金利以外に必要になる諸費用について書きます。
・融資手数料:金融機関に支払う手数料。
3~5万円、もしくは借入額の1.1%~2.2%程度。
繰上げ返済の際に返戻が無い事が多い。
・ローン保証料:金融機関が提携する信用保証会社へ支払う手数料。
借入額の2%前後。
繰上げ返済の際に、一部返戻が有る事が多い。
・火災保険料:補償内容等によって大きく変わるが、借入額の1~2%程度。
地震保険はプラス年間数万円程度必要。
・登記費用:所有権・抵当権等の不動産登記にかかる費用。
戸建・マンション・借入額等によもるが20~40万円程度。
ローン保証料が無料の金融機関もあるが、代わりに融資手数料が2%程度と高額になる。もしくは、融資手数料が数万円である代わりに、ローン保証料が必要となるケースが多い。
仮に3000万円の住宅ローンを組むとすると、100~150万円の諸費用が必要となります。
諸費用を住宅ローンに含めることで、自己資金の支出を極力減らすことは可能ですが、トータルの支払額が増えてしまいます。
せっかく金利が低い住宅ローンを選んでも、総支払額が多くなってしまっては意味がありません。
住宅ローンは諸費用についても十分確認したうえで選びましょう。