元信金営業マンpanaのブログ

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変動?固定?住宅ローン金利の選び方を解説

住宅は人生で一番大きな買い物と言われます。

そして、住宅ローンも人生で一番大きな借入になる人も多いと思います。

 

そんな住宅ローンの選び方をお話したいと思います。

 

 

変動金利

変動金利とは、原則年に2回金利の見直しがあります。

金利の変動リスクがあるものの、固定金利に比べ金利が低いのが特徴です。

大抵は4月1日と10月1日の2回を金利見直しの基準日としていることが多いです。ですので、変動金利を利用している方は、毎年4月中旬頃と10月中旬頃に銀行から金利のお知らせ(返済予定表)が届いていると思います。

借換の相談をされる際には、現在の借入内容が分かるものが必要になりますので、この返済予定表も持って相談に行ってください。

 

固定金利

固定金利とは、全期間金利が変わらない、もしくは一定期間金利が変わらないものです。

金利の変動リスクが減るものの、変動金利に比べ金利が高いのが特徴です。

全期間固定は、文字通り契約時から完済まで金利が変わらない契約になります。

5年固定(見直し型)や10年固定(見直し型)等は、その所定の年数毎に金利の見直しがあり、変動金利と全期間固定の中間のような仕組みになっています。

 

おすすめは?

私がおすすめするのは変動金利です。

みずほ銀行の今日時点の最優遇金利で比較してみますと、

変動金利 0.625%

全期間固定金利 1.15%

金利差は0.525%です。

 

35年間で、この金利が逆転することは十分にありえます。

しかし、重要なのは残高が多い初期の時に低金利であることです。

 

仮に変動金利が上がり続けるシミュレーションをしてみます。

10年後に金利が0.6%上がり、更に10年度に0.6%上がると仮定します。

10年後の金利が1.225%、20年後の金利が1.825%となり、10年後の時点で既に全期間固定の金利を上回ってしまいます。

ところが、トータルの総返済額については、これでも変動金利のほうが少なくなります。

このシミュレーションのそれぞれの利息支払い額は

変動金利  約588万円

全期間固定 約645万円

となり、約57万円の差が出ます。

 

変動金利の推移については、経済・社会情勢に左右されますので、今後の金利変化に何の確証もありませんが、1980年代後半のバブル景気でもこない限り極端な金利上昇は考えにくいと思います。

 

私自身も7年前に変動金利で住宅ローンを組みましたし、友人が借換する時にも変動金利で手続きしました。

 

自分自身で各金融機関の金利を調べるのもいいですし、

一括比較サイトを利用すればそのような手間も省けておすすめです。